がん免疫治療 がん再発予防をお考えの患者さまへ
食生活の改善
細胞性免疫
免疫向上とよい免疫バランスを保つための機能性食品
医薬品を用いての再発・転移予防
免疫細胞治療
かつて「がん」治療を受けられて、これからの「がん」の再発や転移をご心配されている方に対しては次の方法をお薦めしています。
食生活の改善

1.食生活の改善これまでの食習慣を改善しましょう。
食生活の改善は、自分で取り組める治療のひとつです。これまでの食生活を見直し、「何を食べるか」と同時に「どのように食べるか」も改善しましょう。
 ○規則正しく、決まった時間に食べる。
 ○よく噛んで、ゆっくり時間をかけて食べる。
 ○腹八分目を心がける。
 ○腸を休める時間をつくる。

2.がん細胞の増殖を促すような食品の摂取はひかえましょう。
動物性脂肪、油(サラダ油、天ぷら油などは酸化しやすい)、マーガリン、加工食品(ソーセージ、ハムなど)、塩(ナトリウム)、砂糖(精製されたもの)、刺激の強い食品(アルコール、カフェインなど)はひかえた方がよいでしょう。

3.がん細胞を抑制するような食品を摂りましょう。
野菜、穀類、芋、豆など野菜中心の食生活を心がけることが大事です。主食に栄養価の高い玄米食を取り入れることもお勧めします。また、よく噛んで食べることで、酵素が分泌され、免疫力を高めることにもなります。

4.自分に合った食事療法を行いましょう。
食事は楽しみのひとつでもあります。あまりにも厳格な食事療法を行うことでストレスとなれば、効果的とは言えないでしょう。気持ちに余裕を持って、長続きするような形で行うことが大切です。

細胞性免疫  前述の検査は、再発・転移の危険度を探るのにも役立ちます。また、再発・転移予防のために使用する医薬品の選択にも役立ちます。免疫力に問題がある人は、治療によりどれだけ改善したか経過を追うことが重要です。しかし、この検査だけでは不十分なところもあり、画像診断や腫瘍マーカーも併せて経過を追う必要があります。
免疫力向上とよい免疫バランスを保つための機能性食品  再発・転移を予防する目的でサプリメントを摂られる場合は、「がん」予防でサプリメントを摂られる方よりやや慎重な選択が必要です。例えば、手術後で大量抗がん剤を使用中の方は、免疫を刺激するキノコ系の摂取は控えた方がよいと思われます。逆に、活性酸素を取り除く抗酸化食品はしっかりお摂りになることをおすすめします。  
医薬品を用いての再発・転移予防  医薬品の中にキノコの注射剤があることをご存知でしょうか?使用適応は限られていますが、抗がん剤に分類されています。しかし、実態は免疫力を増強させる注射剤だと理解してください。100%吸収されるのが注射剤の特徴です。
 口から摂るものは、錠剤・顆粒・カプセル・液剤などさまざまですが、特にキノコ系は吸収効率が悪いと言われています。その点、注射剤であれば吸収効率がよく、口から摂るキノコ系以上の免疫賦活効果が期待できます。週1回の注射で効果は1週間持続します。また当院では抗酸化注射剤としてグルタチオンを使用しております。
免疫細胞治療

 手術後に、再発や転移を予防するため、免疫細胞治療を行う場合もあります。前にLAK治療、NK治療が再発・予防効果があると書きましたが、できるだけ手術後早期に行う方が予防効果は高まります。
 手術後に抗がん剤を使用するケースを多く見受けますが、基本的にLAK治療、NK治療などの免疫細胞治療と併用する場合は、抗がん剤の投与スケジュールと免疫細胞治療のスケジュールをうまく調整することが必要となります。手術後1年以上、再発・転移が認められない方には、免疫細胞治療ではなく、サプリメントや医薬品(キノコ注射剤、抗酸化注射剤)を用いた治療をおすすめしています。

このように細胞性免疫・酸化傷害度検査をもとに、機能性食品、医薬品の使用、免疫細胞治療を組み合わせて患者さまに治療提案をしております。