当院のがん温熱治療
がん温熱治療 サーモトロン-RF8による治療
治療を受けるにあたって
どんながんに効くの?
ハイパーサーミアの良いところ
サーモトロン-RF8による治療 サーモトロン-RF8は世界で初めてがんの高周波ハイパーサーミア装置として正式に認められた治療装置です。この装置で治療した多くの症例があり、安全性と有効性が日本ハイパーサーミア学会でも認められています。

中央の治療テーブルに、通常はあおむけになった状態で治療をしますが、がんのある部位によっては、電極を回転させて体側方向からも加温することができることができます。

電極にはボーラスという水袋がついており、温水や冷水が還流し、皮膚面を保護します。

制御部で加温出力や温度等の情報を観察することができ、それらを制御します。
治療を受けるにあたって □上半身の加温の場合は、加温前の食事は控えましょう。
□汗を多くかきますので、タオル等の準備をしておきましょう。
□治療後は、水分を十分に補給。

【治療準備】
□加温する部位の着衣を脱ぎます。
□身につけている金属物をはずします。
□治療テーブルの上に横たわります。
□電極が身体の前後に当てられます。

【治療中】
□高周波を加えます。
□治療時間は約40分です。
□部分的に皮膚面が熱くなる時があれば、医師に声をかけてください。
□その間、汗をかくぐらい身体が熱くなります。

【治療後】
□治療が終了すると電極が離されます。
□治療テーブルが下がり、身体を降ろします。
□水分の補給をしてください。
どんながんに効くの? ◆脳・眼球を除くすべての部位に適用されます。
◆初期、末期を問いません。
◆がん組織型や種類を問いません。
ハイパーサーミアの良いところ  高周波ハイパーサーミア(温熱治療)が直接、がん細胞を壊死させるほかに、次のような重要な役割をすることが分かっています。

【加温による免疫の活性】
高周波ハイパーサーミアを加えることで、病巣および周辺組織の温度が39℃~41℃近くに上昇、体内の免疫(NK細胞、インターフェロン-γ、マクロファージなど)が活性し、がん細胞に対して攻撃性を発揮します。

【QOL(生活の質)が向上します】
がんによる痛みの緩和、食欲増進、体力の回復、気分がよくなるなど、生活の質が向上します。

【がん組織への薬剤の取り込みを良くします】
薬剤治療と高周波ハイパーサーミアを併用すると、がん組織への薬剤の取り込み量が数倍に上昇することから、薬剤の効果を一段と高めます。また、薬剤の投与量を少なくでき、副作用が軽減されます。

【放射線治療の効果を増強させます】
高周波ハイパーサーミアを併用させることによって、放射線効果をさらに高めます。また、放射線抵抗性のがんにも有効なことが実証されています。

【副作用がほとんどありません】
従来のがん治療のような副作用がないので、症状が良くなるまで、何度でも治療を受けることができます。