2010年1月アーカイブ

今年もお雛さまの季節になりました。

毎年、恒例で待合室にお雛さまを飾ります。

私と同い年のお雛さまです。

アラフィーだというのにしみ、しわひとつなくお肌つやつやです。(^^)

多分、現存する私の持ち物の中で一番古いものです。

「今年も無事で会えたね。」

共に歳を重ねて行けることに感謝しながら、飾りつけています。

お雛さまの変わらぬたおやかな優しい姿が、変化し続ける(?)私に甘酸っぱい

乙女心を思い起こさせてくれます。

もうすぐ春、木々も芽吹きの音をたてているような気がします。

                                          藤岡医院 カウンセラー

                                                 藤岡ふみよ

 

 

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息子と語り合う

テレビの報道番組で昨年度の自殺者が3万人を越えたと報じていました。

一緒にそれを見ていた高校3年生の息子がふと「不治の病で生きたくても生きれない人と死にたいと

思うほどつらくて死を選んでしまう人とどちらがつらいんだろう。」とつぶやきました。

サイモントン療法のセミナーに参加し、患者さんやご家族と触れ合った体験が、彼の命の尊さを深く

考える心を育んだようです。

「そうね。どちらもつらいよね。幸せだったと思って死にたいよね。そう思っている人は自殺なんかし

ないでしょうけど...」常に命と向き合う仕事をしていながら、即座に明確な答えの出せない自分に

もどかしさを覚えながらそう答えました。

 

仏教では、人の苦を「生老病死」と教えています。

生きることも老いることも病むこともそして死ぬことも同じようにつらいのです。

多分、自分の人生においてどのステージにいるかによって、生きていることが一番つらかったり、

老いることだったり、病むことだったり、死ぬことだったりするのだろうと思います。

命には必ず終わりがあります。

しかし、普段の私たちは、そんなこと深く意識もせずに生きています。

あたかも生きていることが、あたりまえのように...

死んでしまいたくなるほどつらい現実、死にたくないのに死んでしまうかもしれない現実、どちらも

体験した人でなければわからない苦しみです。

また、だれもが、この苦しみをいつ体験するかわからないというのも現実です。

人は、心で生きているという人もいます。

私もそう思うことがあります。

余命幾ばくもない身体の状況の中で、今生かされていることに感謝し、明るく希望に失わずにいる人

に出会ううとそう思わざるをえません。

そして、その人が最期まで輝いて幸福感の中で一生を終えることができたら、素晴らしいことです。

 

さて、息子の問いですが、生命の終わり方よりもその時の心のあり様がどうだったかということ、

旅立つ人がどういう思いであったか考えなければならないと答えましょう。

昨年、3万人もの人たちがどんな思いで逝ってしまったのかと考えると心が痛みます。

せめて、心が折れそうな時、今以上に職場や学校そして社会全体が、つらい、苦しいと訴えられる

環境になっていけたらと願います。

                                          藤岡医院 カウンセラー

                                                  藤岡ふみよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日経サイエンス2008年1月号に紹介された記事です。

ビタミンDの多彩な効用 がんや感染症にも
L. E. タベラ=メンドーサ/J. H. ホワイト

この25年で,ビタミンD研究は大きく変わった。その効用が骨の形成だけにとどまらないことがわかってきたのだ。ビタミンDが強力な抗がん作用をもつこと,また,免疫応答の重要な調節因子として働いていることを示す証拠が数多く見つかっている。
 
同時に,ビタミンDがその優れた効果を最大限に発揮できるのは,血中に相当量が存在する場合であることもわかってきた。そして,たいていの人の血中濃度はそれよりも低い。ビタミンDの不足と疾患を関連づけた疫学データもあり,多くの人が陥っているビタミンD欠乏症が深刻な病気につながっている可能性を示している。
 
活性型ビタミンDによる調節を受ける遺伝子は少なくとも1000種類はあると考えられており,体内カルシウムの調節に関与する遺伝子はその代表格だ。いうまでもなく,カルシウムの流れはビタミンDのよく知られた機能である骨形成にきわめて重要だ。しかしこの20年で,免疫反応に重要な役割を果たすさまざまな遺伝子など,ビタミンDの影響を受ける遺伝子群が他にもたくさん見つかっている。
 
1980年代以降,ビタミンDにがんを予防する効果があることを示す証拠が数多く見つかっている。多くの疫学研究でも,日光を浴びる時間が長いほど,一部のがんの発生率が明らかに低くなっていくことがわかってきた。
 
実験動物や培養細胞を使って,こうした関連性を裏づけるとともに発がんを抑えるメカニズムの解明が行われている。例えば頭頚部がんのモデルマウスに,活性型ビタミンDの1,25Dによく似た合成化合物のEB1089を投与すると,腫瘍の増殖が80%も抑えられた。同様の結果が乳がんや前立腺がんの動物モデルでも得られている。
 
2004年にマギル大学の私たちの研究室は,ビタミンDの抗がん作用を調べていたところ,偶然に1,25Dが中心的な役割を果たすまったく異なる生理学的防御作用を発見した。さまざまな細菌やウイルス,真菌に対する"天然の抗生物質"を作る2つの遺伝子のスイッチをビタミンDがオンにしていたのだ。実験では,免疫細胞にビタミンDを加えると,結核菌をはじめとするさまざまな細菌に対する防御作用が生じた。これは注目に値する。つまり結核に日光浴療法がなぜ効果があるのか,その長年にわたる謎が初めて解けたのだ。
 
ビタミンDが,骨形成以外にも多様な役割を演じていることが明らかとなってきたことで,多くの病気の発生状況に説明がつくようになった。ビタミンD濃度の低さが,がんや自己免疫疾患,さらにはインフルエンザなどの感染症と強く相関することや,疾患発生率に季節変動があることなどだ。一般に,これまで確認されたビタミンDを必要とする数多くの生理反応は,血中濃度がある値以上になって初めて働き始める。この濃度は,さまざまな集団での典型的な濃度よりも高い。つまり,温帯の人々のビタミンD濃度は,健康な生活を送るための濃度にはるかに及ばないのだ。特に冬季が問題だ。

という事で、少人数ですが、同意を得たがん患者さんに、2週間に1度ビタミンDの点滴を始めました。横浜で血管内治療をされているクリニカETの奥野先生から、治療効果を認めるという話を聞き、早速開始しました。当院で行っている免疫細胞治療、遺伝子治療、温熱療法の補助的治療として相乗効果を発揮してくれるのではと期待しております。

藤岡医院となりに先代理事長が住んでいた自宅があります。

先代理事長が他界してから、たまにゲストハウスとして使うくらいで、ほぼ空家状態でした。

この場所をこのままにしておくのは、もったいない、法人の施設として利用できないものかということ

になりました。

壊して、新たな施設をたてるか、改修するか、専門家に相談しましたが、どれもしっくりきません。

 

そんなとき、「断捨離」という哲学とも言えるような収納術を知りました。

今の自分に必要・適切・快適であるものだけに囲まれて暮らすと、ストレスから解放され、幸福を

体験できるというものです。

「断捨離」を始めて、どんどん輝いて行く友人たちを見て、私も早速、実践みようと思いました。

 

まず、これからどうするかわからない、義父が他界してから、ほぼ手つかずになっていた自宅の

家財を「断捨離」することにしました。

古い家具、クローゼットの衣類、台所の使わない食器、貰い手のない義父のコレクションなど...

最終的に2トントラック2台分にもなってしましました。

 

そして、すっきりした自宅から見えてきたのは、亡き義父母の思いでした。

自宅を建てたのは、私が嫁ぐことが決まってからで、何かと意見を求められました。

ちょっとだけ茶道をかじっていた私のため、座敷の横に水谷を作ってくれました。

そんなことのひとつひとつが、今は亡き義父母から、継承する私たちへ託された思いであるような

気がしました。

 

お父さん、お母さん、ありがとうございます。

これからもこのままの形で大切に使わせていただきます。

 

現在、「断捨離」の精神で蘇った自宅は、クロスを替えたり、畳を替えたり、お色直し中です。

2月11日(健康記念日・木曜日)に「Dr.くまのほっこりセミナー」でセミナーハウスとして

デビューします!

多くの皆様のご参加をお待ちいたしています。

                                    藤岡医院

                                    カウンセラー 藤岡ふみよ

                       

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい年2010年がスタートしました。
今年も皆様の健やかなる毎日をめざして研鑽してまいりますので
よろしくお願い申し上げます。
                                             藤岡医院 院長
                                                藤岡 靖也
                                          
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(人吉市の国宝青井神社のご神木 2010年1月1日撮影)

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